2011年3月9日水曜日

筋肉痛


幼児にそろそろついていけなくなってしまうトシになったんだ。自分の限界を知るのもいいけど、足が棒になるほどの筋肉痛はたしかにつらい。そのわけとは、息子とのスキーなのだ。自宅から車で走ること40分のところにスキー場がたくさんある。本当に恵まれている環境だ。越後と北アルプスの山々がそそり立っている中、今年も滑っている。


去年はビビっておとうさんの足に挟まれたまま一歩も離れられないくまっ子は、今年に入って一気に一人で滑れるようになった。親ばかのような話ではないけど(いや、親ばかの話だよ)、徐々に上手になっていく姿に感動した。クラブに入って早くも選手になれなんて、そんな野望は欠片もない。親子で楽しく滑ればいいんだ。といっても、まだまだだ。ハの字をばっちり決め尻を出したままの滑りだよ。でも、怖いという気持ちを超えて急な斜面でも自分一人で堂々と滑れるようになった成長がほんとに感動的だ。涙がでちゃうくらい。やっぱり親ばかだね。


そんな息子だが、滑りの楽しさを覚えゲレンデを休まずに滑っている。もとの話にもどるけど、ついていくのがしんどくなってきた。午後の券だけで10回近く滑って、それはそれは足にくるはずだ。ほんとに疲れる。でも、楽しい...やっぱり親ばかだ。

2011年3月8日火曜日

いのしし


この間、猟師さんからお裾わけしてもらっためったに食べられないいのししのお肉。山と森を自由に走り回る猪だからか、あばら骨にくっついた肉がおいしくてたまらんかった。普段は小食でなかなか食事が進まないという息子と珍しいご馳走を奪い合って、野生動物にでも変身したかのように次から次へと激しくかじっていく息子の姿にはびっくり。


あまりにもおいしいので、骨すらもったいない。じっくり煮込んで、ラーメンのスープを作ることに。こだわりのいのししラーメンを口にした息子は思わず「うまっ!カップラーメンみたい!」と大喜び。うまさの基準は人それぞれだね。それにしても、何時間もかけて作ったというのに...あいつの味覚は一体どうなっている...(笑)

2011年3月7日月曜日

冬の思い出


今年も大雪だった。小正月の頃に一日で60センチも積もって、高田の町で5年ぶりに一斉の排雪が行われた。まあ、大変だった。越後だけじゃなく、日本のあちこちもそうだった。ニュースを見る度に、なになに市で30センチの積雪が計測され大変だなど、普段さほど積もらない地域の人々が雪に困っている姿は印象的だった。


ところで、標高十何メートルの高田での積雪は一時150センチにまで達した。山奥の小さな集落ではなく、何十万人も住む町では。そのときに初めて知った。越後は豪雪地帯ではない。特別豪雪地帯なのだ。除雪や排雪の費用は莫大で、雪下ろしのときに屋根から落下して死亡してしまうなど雪の怖い面がある。でも、冬に備えて雪囲いなどをしたり、積もってくる雪とともに何気なく暮らしているというのが越後の人々の姿だ。家の2階まできている白い壁のすぐ側で、渋谷で3センチも積ったと騒いでいるNHKの生中継をみている。雪に慣れていない地域では3センチの積雪でも大変なのはわかるが...




2011年3月6日日曜日

お久しぶり


ご無沙汰してま~す。
久々に自分のブログを開く余裕ができた。来春と共にブログを書き続ける力が湧いてきたと比喩的に言いたいところだが、春はまだまだだ。たしかに、雪国の2月は非常に暖かく、ぽかぽかと晴れた日々が続いていた。雪もだいぶ融けて、高田の積雪は60センチを切った。だが、雪雲が再びやってきて一昨日は吹雪で冬が意地をみせた。そして天気予報をみると、雪だるまばっかり。その一方で、フキノトウが顔を出しているし、ひな祭りも済んだし、やっぱり春の気分だ。