2011年3月7日月曜日
冬の思い出
今年も大雪だった。小正月の頃に一日で60センチも積もって、高田の町で5年ぶりに一斉の排雪が行われた。まあ、大変だった。越後だけじゃなく、日本のあちこちもそうだった。ニュースを見る度に、なになに市で30センチの積雪が計測され大変だなど、普段さほど積もらない地域の人々が雪に困っている姿は印象的だった。
ところで、標高十何メートルの高田での積雪は一時150センチにまで達した。山奥の小さな集落ではなく、何十万人も住む町では。そのときに初めて知った。越後は豪雪地帯ではない。特別豪雪地帯なのだ。除雪や排雪の費用は莫大で、雪下ろしのときに屋根から落下して死亡してしまうなど雪の怖い面がある。でも、冬に備えて雪囲いなどをしたり、積もってくる雪とともに何気なく暮らしているというのが越後の人々の姿だ。家の2階まできている白い壁のすぐ側で、渋谷で3センチも積ったと騒いでいるNHKの生中継をみている。雪に慣れていない地域では3センチの積雪でも大変なのはわかるが...
2011年3月6日日曜日
2010年8月6日金曜日
青空ランチ
NIKOです。
今回は8月1日に行った瀬谷佑介ライブ【青空ランチ】のご報告です。
山の中の廃村に家を建て、自給自足の生活を送りながら、
家族・大地への愛情がたっぷりこもった歌を作り続ける
シンガー・ソングライター、瀬谷佑介さん。
その温かい歌声を、多くの人に聴いてもらいたい、
大切な家族と一緒に、楽しみながら聴いてもらいたい・・・
そんな思いで企画した【青空ランチ】。
遠足&野外ライブで、オトナもコドモも存分に楽しめる時間になった・・・と思います!
【青空ランチ】のスタートは、山登り遠足でした!
場所は、上越市のくわどり市民の森。山というより、小高い丘です。
涼しい風が吹き抜けるブナ林を抜けていきます。
ブナ林には、たくさんの虫、きのこ、木の実なんかがいっぱい!
森の案内人のお兄さんが、いろいろと教えてくれます。
小一時間かけてゆっくりとブナ林の散策を楽しんで、
ついに頂上の山小屋到着!
お待ちかねのお弁当の時間です。
たっぷり歩いて、おなかはぺこぺこ。
お腹がいっぱいになったら、子どもたちは次々に外に飛び出します。
市民の森には、ステキな遊び場がいっぱい。
いろんな形の木の枝のブランコや、ハンモック、
みんなで登れるツリーハウスもあります。
サンショウウオのいる池を覗き込んだり、バッタを捕まえたり・・・
子ども達の笑顔と歓声がはじけます。
子ども達が元気に駆け回っている間に、
大人たちは美味しいコーヒーを飲んで、ホッと一息。
(森の案内人のお兄さんは、実はコーヒーマスターでもあるのです。
市民の森では、上越で一番美味しいコーヒーが味わえるんですよ!)
そして、いよいよお待ちかね、
瀬谷佑介さんのライブが始まります!
鳥のさえずり、虫の声、風の音、遠くで響く子ども達の歓声・・・
そこにある自然の音たちがみんな、
瀬谷さんの歌声にステキな伴奏をつけてくれます。
聴いている人、みんなに笑顔。
瀬谷さんの歌声も、いつも以上にのびやかに
明るく温かく森に響き渡りました。
このライブは瀬谷さんだけではなく、
森と人と、みんなで作り上げたライブだったんですね。
ライブが終わったら、森のバスに揺られて山を降ります。
ふもとの温泉でのんびりカラダを伸ばして、
ヒグラシの声を聴きながら、家路につきます。
帰りの車の中、子どもたちは疲れて眠ってしまったでしょうか。
「楽しかった~」て、思っていてくれたら嬉しいなぁ・・・
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【青空ランチ】の後、たくさんの方が感想を寄せてくださいました。
皆さんの声を、いくつかご紹介させていただきます。
♪ 森の中というロケーションがよかったです。
♪ 初めてライブを聞かせてもらいました。
瀬谷さんご一家の温かさが伝わる歌に心なごみました。
いつもにないゆったりした時間をすごすことができました。
♪ お酒を飲みながら聴きたいって思ってしまいました。
♪ 背景の森と佑介さんがとてもなじんでました。
途中、イラク戦争の話がチラリとあり、
今、ライブを聴いていられることの平和をしみじみ感じてしまいました。
♪ 生歌サイコー♪ 赤ちゃんもハイハイできたし、森のブランコやツリーハウス、
とっても楽しい一日でした。
暑い中参加してくださった皆さん、本当にありがとう。
皆さんの言うとおり、瀬谷さんの歌は自然の中で聴くのが一番かもしれません。
(ビール片手にだったら、なお良かったかな!?)
また、みんなで楽しみながら瀬谷さんの歌を楽しめる機会を
きっと作りたいと思います・・・・
請うご期待!!!
【瀬谷佑介ブログ】http://happy.ap.teacup.com/sayyah/
7月物語④ 田んぼの住人達
NIKOです。
私が7月を振り返る企画も最後になりました。
最後は、私たちの田んぼの住人達を紹介します。
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暑くなってきて、稲たちはどんどん大きく成長しています。
そして、田んぼの住人達もまた、生き生きとし始めました。
7月の田んぼを、まばゆいばかりのイルミネーションで彩ってくれたのは、
ホタルたちでした。
星空と田んぼの境目が分からないほど、たくさん輝いていましたよ。
そして、昼間のたんぼはトンボの楽園。
シオカラトンボにオニヤンマ、そしてひときわ目を引くのが
この真っ赤な赤トンボ。
二匹寄り添って飛びながら、田んぼにちょんちょんと卵を産んでいました。
来年も、たくさんのヤゴたちが孵りますように。
そして、珍しいのがコオイムシ。
お母さんがお父さんの背中に卵をうみつけるのです。
たくさんの卵を背負って、あたふたしながら育児に追われるお父さん。
見ていると、ほのぼのと笑えます。
夏の田んぼも、とても賑やかです。
7月物語③ 藍染め
NIKOです。
7月を振り返る企画、第3回目は「藍染め」です。
毎年7月に行っている藍染め。
いつもは手ぬぐいですが、今回はTシャツを染めてみました。
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絞りの藍染め、まずは割り箸を芯にして輪ゴム止めし、
模様を作ります。
作ったら藍の液の中につけ、
それを流水でざぶざぶ洗うと、濃い藍色が定着してきます。
空気を混ぜるように洗うのがポイント。
洗い終わったら、干しましょう。
手のひらでパンパン叩いてしわを伸ばします。
できあがったTシャツがこちら!
4歳になって、ちょっぴりお洒落に目覚めてきた彼も
大満足の仕上がりです!
7月物語② 海の季節!
7月物語① 梅の季節
NIKOです。
気がつけば、いつの間にか夏本番。
毎日本当に暑いですね!
寝苦しい夜は、ムリに寝ようとせずブログでも更新・・・
というわけで、
これから何回かに分けて7月を振り返ってみようと思います。
第1回目は「梅の季節」 夏は楽しいお仕事とともに始まります!
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7月はじめのある日、森のようちえんの子どもたちは
みんなそろって梅もぎ遠足に出かけました。
もうちょっとで手が届くぞ
今年は梅雨の時期が長く寒かったので、
例年より10日ほど遅れた梅もぎ。
それでも、おいしそうな梅がたくさん採れました!
さあ、それからは毎日ようちえんで梅仕事。
楊枝でへそをとって、ぷつぷつと穴を開け、
氷砂糖や黒砂糖、蜂蜜などに漬け込んで
いろいろな味の梅シロップを作りましたよ!
それから梅干しもたくさん漬けました。
8月に入って、梅シロップはちょうど飲み頃です。
氷水で割って、ゴクゴク・・・・
暑さを吹き飛ばす、さわやかな味がたまりません!
思わず飲みすぎちゃう味。
夏が終わるまで、もつかしら・・・・
2010年7月9日金曜日
2010年6月27日日曜日
森に潜む銀の竜 -あるいは幽霊
NIKOです。
皆さんは、自分だけの「秘密の場所」を持っていますか?
そこへ帰れば心安らぐ、そんな場所がありますか?
私と息子の「秘密の場所」、
それは「銀の竜が棲む森」です。
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息子がまだよちよち歩きの頃から、毎日のように通っていた森。
自宅から森の入り口までは、たった徒歩2分。
しかし、そこから広がるのは外界とは全くの別世界です。
梅雨の晴れ間がのぞいたこの日、息子が森に行くと言い出しました。
「ユウレイソウを探しに行こう!」
ユウレイソウ・・・ユウレイタケ、いろいろと呼び名はあるようですが
正式には「ギンリョウソウ(銀竜草)」というようです。
それは本当に不思議な植物。まず、草には見えません。
その名の通り、全体が銀色・・・青白い真珠のような光沢ある色で
怪しい輝きを放っています。
葉緑体がないので、光合成ができないのだとか。
ベニタケ属のキノコの菌類に寄生して養分を得ているという、
不思議な植物・・・なのだそうです。
雨上がりの柔らかい土の中から、すっくと頭をもたげる姿は
凛とした気高い龍を思わせ、
暗く静かな森の中で怪しく光る姿はまた、確かに幽霊のようにも見えます。
一度見たら忘れられないその姿、
息子が初めて見たのは、まだ2歳の頃でした。
おぼつかない足取りで森を進んでいた時
つまずいて転んだ、その視線の先にユウレイソウが生えていました。
じーっと、見つめていた息子。
うわー、なんだろう? 同じように目を丸くして驚いた母。
そして早速調べてみて、
最初にたどり着いた呼び名がユウレイソウでした。
当時の息子は「幽霊」という言葉を知らず、
ユウレイソウのことはそれっきり忘れていたようですが、
4歳になった今、
母がふとつぶやいた「そろそろユウレイソウ生えてる頃かな」の言葉で
俄然興味が湧き、「何々それ? 幽霊がいるの?? 探しに行こう!」
となったわけです。
勝手知ったる森の中。でも、ユウレイソウはそう簡単にはみつかりません。
柔らかい足元に注意を払いながら、
チゴユリやオオイワカガミの葉をめくって・・・「あった!」
今回も、見つけてくれたのはやっぱり息子でした。
2010年6月22日火曜日
モリアオガエル -生まれるいのち、見守るいのち
お久しぶりです、NIKOです。
30数年生きてきて、初めて気がついたこと。それは自分が大のカエル好きだということ! というわけで、今日は私の大好きな里山のカエルさんを紹介します。私たちの田んぼの住人でもある、モリアオガエルさんです。
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モリアオガエルは、その名の通り森の中に住むカエルです。色は、個々で濃淡の違いはありますが、一様に鮮やかな緑色です。 コロコロごろごろいう鳴き声は、蒸し暑いさなかの田んぼ仕事にはもってこいのBGMです。
モリアオガエルの一番の特徴は、卵の産み方。水辺に張り出した木の枝に登って、泡のカタマリのような卵塊を作るのです。
一回り身体の大きなメスを取り囲むように何匹ものオスがやってきて、みんなで一緒に受精卵を足でかき回します。そうすることによって、メレンゲのように決め細やかな泡がたち、卵を守る卵塊になります。
たくさん集まってくるオス達。メスをめぐって、競い合っているようには見えません。かけがえのない命をつなぐために、じっと、見守りあっているというような、不思議な一体感がそこにあります。
1,2週間もすると、卵塊の中でオタマジャクシが孵ります。オタマジャクシはじっと雨を待ち、雨で解けた泡と一緒に、水辺にポトリポトリと落ちていきます。そしてそれからは、ほかのカエルたちと同じように水の中でオタマジャクシの時期を過ごし、やがて足が生えてカエルになっていくのです。
今年も、モリアオガエルの産卵を見ることができました。かけがえのない命が誕生する瞬間を、4歳になる息子は、息をつめて見守っていました。自分自身の、かけがえのない仲間達とともに。
壮大なドラマでありながら、音ひとつたてず静かに進行する誕生の奇跡は、小さな子ども達の胸にもしっかりと刻み込まれていくでしょう。
いつまでも、忘れないでいて欲しいと思います。
いのちが生まれる瞬間に、時を忘れて魅了された、この日のことを。
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