2010年2月7日日曜日

白雪

 下越の方にある弥彦村とのご縁が強く、日本海の波を眺めながら車を飛ばし、よく弥彦に遊びにいっている。名高い弥彦神社などがあるこの温泉街を紹介するまでもない(そのうち、湯かけ祭りや灯籠祭りの記事が出てくると思うけど...)。今回は、上泉という集落にある弥彦酒造にお邪魔させてもらった。毎年、灯籠台を一緒に担ぐという縁があって、専務を務めている大井さんに案内してもらった。実は、いろんな酒蔵をのぞき、見学したことが何回もあるけど、仕込み真っ最中の蔵は初めてだった。感動した。本当に感動した。ビールの国からきた僕は、そのことさえ忘れつつある。最近は、ビールより日本酒の方が晩酌の御供になってくれる。そんな僕は、興奮しながら、大井さんの後を追って蔵のおちこちをみさせてもらった。

 
 会社の秘密であるかもしれないので、詳細は控えるけど、麹や酵母を作る過程、お米を蒸しているところなどなど、全部みせてもらった。その背景にあるいろんな秘密と拘り、ただただお酒を飲んでいる僕らに隠されているいろんな努力をはじめて目にして本当に感動した。これからはもっと感謝の気持ちを込めて飲まなきゃとさえ思った。井戸の水、麹、酵母、作っている人にしてみれば、すべては子どものような存在。(これは、僕じゃなくて、大井さんの喩えだ。)お世話が大変で手のかかる子もいれば、優秀で優秀で期待が高まっているばかりの子もいるだろう。まだ生まれていないころから、瓶に入っている日本酒になるまで、親としての杜氏や蔵人がきちんと子育てをしてくれているのだ。そして、教育の哲学もあるあるように、日本酒にも深い哲学がるように思えた。味わい深い宇宙論だ。



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