2010年2月27日土曜日


 毎年毎年田植えの時期が訪れてくると、馬の力を借りながら代掻きをやってきた人たちにとって馬というのは、とっても大切存在だった。そのような想いはあってこそ『馬』という小正月の行事が生まれただろう。桑取谷の一番奥にある横畑集落で一旦姿を消してしまった馬行事は地域の人たちとかみえちご山里ファン倶楽部というNPO法人のおかげでまた蘇らせてきた。豊作を願うという気持ちを込め、“馬”たちは集落の家々を回ってそして激しく跳ぶのだ。高く跳べば跳ぶほど、農作物がいっぱい採れると信じられてきただろう。

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