今日は、夕方から強い風が吹き、霰が地面を叩くような、寒い一日となった。冷え込んできたな。そんなときには熱燗が一番。それに、まだぽかぽかと暖かい秋の日に撮った写真。
この画像は高倉というところで撮ったものだ。遠くにみえるのは日本海。上越平野から糸魚川に向かっていくと、電車にせよ、高速にせよ、国道もそうなんだけど、みんな海に沿って走る。だが、昔からある山道もある。春日山城の裏から抜けて砦の跡がある正善寺を通る。数えきれない峠と谷を超え、中ノ俣集落につき、そこから桑取谷へと抜ける。土口集落からの細い道を通って名立谷へと簡単に行ける。そこからは、農道といいながら、立派な道があって、隣の能生谷へと続く。かつて、高田の市場に向かう人々がこの道を使っていたようで、戦時、馬を軍に渡しに行く農家の人も、ここを通ってらしい。その後、海岸の道が整備され、山奥の古い道は忘れられてしまった。