2009年12月8日火曜日

高野山

この間、初めて高野山にいってきた。ただし、旅行ではなく、たまたま高野山大学で学会が開かれ、それに参加したということだ。観光のつもりできたわけでもないのに、高野山の雰囲気に魅了されてついカメラをシャッターを切ってしまった。何枚かの写真を選んだので、スライドショーはこちらへどうぞ。

お寺に泊まり、精進料理を食べたり、朝のお勤めに出たり、高野山ならではの二日間だった。朝早く起きて秋の太陽を浴びながら散歩もできた。11月だったので、さすがにひんやりしていたが、心配していたほど寒くはなかった。時間の許す限りいろんなお寺さんを回って、久しぶりに自分のマニアに気づいた。寺院の屋根に夢中。まずは、形だ。西洋ではなかなか目にできない、あのなだらかさ!毎回感動する。相当重たいに違いないが、軽く浮いているようにも見えるのだ。やさしい形だ。それに、構造というか、素材というか。数えきれないくらい、何層も何層も重なって…

学会参加ということで、朝から晩まで講演やワークショップの連続で、高野山をもう一度ゆっくりみてみたいという気持ちがある。帰りのとき、山を下るときのことだった。薄暗くなって谷が雲海に沈んでいた。まるで別世界にいるような気分。あぁ、これからまた人間の世界に戻らなくちゃという感じ。やはりもう一回高野山に行かなくちゃ…

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