2009年11月17日火曜日

チェコの香り?

チェコの洗剤はかなり匂うのだ。花原の香だとか、山の香だとか、青空の香だとか...(青空ってどんな匂いだったっけ)いろいろあるが、ともかく強く匂うのは特徴だ。本当に強い!付いてしまえば、なかなか消えない恐ろしいもんだ。チェコで出会ったある日本人がシャツをチェコのクリーニングに出してしまった後、「何度も何度も水洗いをしてもあの匂いが落ちない!」と絶望的な顔をして相談にきたこともある。
日本の洗剤に慣れたせいか、この間チェコへ行ったら、「何だこのにおい!」と何回も首をかしげていた。チェコで洗ってもらった服を着て、一日何回も「何これ?!」と鼻に付いたにおいにびっくりし、鼻にしわを寄せながら、そのにおいを出している犯人を思わず探ることも…どんな臭気が現れてきても、それに負けない勢いでバラのように甘く匂う戦略だろうけども、こびり付いたらもう落とせないぞ。本当に!
チェコで洗濯した服をいっぱい積んだリュックがまだ車の中に置きっ放しだ(押入に入らないからだ)。車に乗ると、あのにおいが漂ってくる。まだ出発していないのに、なんだかチェコへと帰ったような気分。そのうちにそれが懐かしくなって愛しくなった。あぁ、チェコのにおいだ。故郷のにおいだ!車に乗るたびに里帰り。ただし、長続きはしない。臭覚っていろんな刺激に早くも反応するけど、そのうちそれに慣れてきて反応しなくなるらしい。どんな臭いにおいでも人間って大体慣れてくるようだ。幸いなことに…

0 件のコメント:

コメントを投稿